偏見ですか?
今やTVをはじめとするメディアはオリンピック一色である。命と引き換えにしてまでやるな!と言って開催に反対していた人(まだしてるみたいだけど)たちの理屈は、私には理解しにくいものだ。『命と引き換え』とはとんでもない論理だと思うが、彼らは交通事故にあう危険を回避するために、車や電車などの公共交通機関を利用したり、海外旅行に行く時に飛行機に乗ったりしないんだろうか? 酒は飲まないんだろうか? 何より観劇やコンサート、プロ野球も観客を入れて行っているが、それら命の危険があるものにも目を向けているなら説得力もあると思うが。ま、そのようなトンデモな人たちを尻目に、日本人選手の活躍は本当に胸のすく思いだ。表彰の時の訳のわからん衣装を除けば(笑) あれはあかんだろ(笑) 誰のデザインなんだろうか? 許可をした人もした人だが。(失礼極まりないな)
ところでこんなことをいってはいけないのだろうが、どうしてもそう思ってしまうことを吐露する。あくまで個人の意見である。それは・・・サーフィンやスケボー、BMXなんかはそもそもスポーツなんだろうか?ということ。あれをオリンピックでやるの? なんか違うんだけどなぁ。私の中ではゴルフなんかもこれらに近いのだけど、本当にオリンピックでやっていいの?とどこかで引っかかってしまうのである。う~ん、そもそもの話『スポーツ』とはなんだ?
調べてみるとスポーツとは、
1.余暇活動
2.競技
3.体力づくり
として行う身体運動らしいのだが、これではなんだかわからない(笑) 余暇活動で体を使えばそれでスポーツなのか!?
オリンピックが『スポーツの祭典』なのであれば、上記の条件をクリアしているであろう、登山、ダンス、ボーリング、一輪車、腕相撲、雪合戦、釣り、縄跳び、ドッジボール、スポーツチャンバラなんかが次なる候補になるのかもしれないが、遊びの要素が強いものならケン玉、ビー玉、ベーゴマ、ヨーヨー、囲碁・将棋、マージャンにパチンコ・・・。いや、それをやることに文句を言うつもりなどない。やりたきゃやりゃいいのである。しかしこれらの競技がオリンピックで競われるようになるのはどうなんだろうか? もっといえば我が美容師の技術だって競えば体を使った競技といえる。事実そんなコンテストはすでに存在している。
新しい『競技』をバンバン参入させて、ついにオリンピックはなんだか訳のわからないものと化す・・・。これは最悪のシナリオである気がするんだが・・・。