孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

match

 マッチ。ピッタリ。ベストカップル。コンビネーション。ランデブー。ハーモニー。今日はこれまで数値化できなかったその「合う」をあえて数値化してみる。単位は「ピッタリ」の《pt》だ。基準が必要なので、「こりゃ最高の組み合わせだ!」という到達点を一応100ptとしよう。

 

《アンパンと牛乳》 70pt

アンパンというものはなんとも幸せを感じさせてくれる食い物だ。個人的には粒あんよりこしあんが好きだけど、白あんも捨て難く、最近はカボチャやサツマイモのパンなんかもあって隔世の感がある。思えばアンコなどというものは昔は高級品だったんだろうね。アンパンを一口かじり冷たい牛乳を飲む。その時の牛乳は絶対熱くてはいけない。冷たいからこその70ptだ。

《イチゴと練乳》 75pt

昔は好きだった練乳。コンデンスミルクだな。あの赤いチューブに牛の絵が書いてあるやつがポピュラーになる前は缶詰だった。缶切で上蓋に2カ所穴を開け、プーっと親父が息を吹き込んだものだ。思えば缶ジュースだって私が子供の頃は穴あけ機が必須のタイプがまだ存在してた。練乳、今はもうあの甘さはもう体が受け付けない(笑)

《串カツとビール》 80pt

あまり飲めないが、ビールには串カツが一番合う気がする。決して世によくいわれる枝豆ではない。2度づけ禁止とは良く言ったものだが、今の時代あのシステムは必要だろうか? 個別でソースくれよー!

《目玉焼きとソース》 85pt

ウスターソース派、とんかつソース派、ケチャップ混合派、いっそ醤油派、とにかくマヨネーズ派、ポン酢や塩って奴もいた。でもやっぱり人類なら目玉焼きにはウスターソースなんだろうし(これは反発されそうだ)、出来上がりも半熟以外の焼き方などあり得るのだろうか?どう?

《サンマと大根おろし》 90pt

ジュージューいってるサンマに箸を入れると、皮がパリパリといっているくらいの焼き立てに大根おろしを多めに乗せて、、、。サンマは夏、お盆の頃から出回り出す。刺身でも美味いけど塩焼きは格別だ。スーパーで頭と内臓を取り、既に焼いたものをパックで売っているけど、内臓捨てるの? バカじゃないのか?

《コーヒーとミルク》 95pt

エスプレッソ系だけでもカフェラテ、カプチーノ、カフェマキアート、その他まだあるらしいのだけどもういいや(笑)   結局コーヒー牛乳ではないか! とも思うのだけど、コーヒー牛乳はカフェオレなんだね。そういう私はローソンのカフェラテが大好きなおじさんなのである。他のコンビニのは一味劣る。ローソンのやや焦げ臭い煎りが良き。

《ご飯と塩サバ》 100pt

いったいご飯のお供のチャンピョンは何なのか。この壮大なテーマに定義があるとするならば「それと一緒にメシを食えば感動するほど旨く、次々とバクバク箸が進んでいくらでも食えてしまう度合い」であろう。ある人は納豆、ある人は梅干し、またある人はタマゴだ。私の生まれは五島列島であり父は漁師だ。子供の頃には肉など病気でもしないと食べられなかった(笑)  そんな私が最もメシが止まらなくなるモノ、それがサバである。生でも食えるような新鮮なヤツの塩サバは噛んだ時の感触がたまらない。

 

 一体誰がこれらの組み合わせを初めに考え、試行したのだろうか? エジソンのように、失敗を「この方法では出来ないとわかった」と考えられるタイプの、あくまで前向きなチャレンジャーがこれまでに無数にいたんだろう。でなきゃすき焼きに生卵や、パンにバターや、餅にきな粉や、、、。試さないとわからないもんなぁ。