孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

国歌

大きなスポーツの大会が始まる前、セレモニーの中で国歌がプログラムにある場合が多い。私は選手たちがちゃんと歌いもせずゴニョゴニョと口ごもりつぶやく顔が大写しになると、なぜちゃんと歌える人を呼んでこないんだ?と思うし、歌い手が来ないなら、せめ…

方言

唐突ながら私はトライリンガルである。長崎県の五島弁と大阪弁の2語はきっとTOEICで判定できるなら900点以上だし(笑)、島根県の出雲弁も600点は取れる自信がある。もっとも今の住まいは南河内なので、河内弁寄りの大阪弁が日常語だ。私がまだ小さかった頃私…

母親になるということ

我が学園のグループ校の職員にただ今出産ラッシュが訪れている。ほんの数ヶ月だけで3人の職員が母親になった。一番最近お母さんになった女性課長はまだ出産数日しか経っていない。産まれてやれやれだ。よく言われることだが、女は弱いが母は強い。そして偉…

ノーマライゼイション

以前介護の資格を取った時、QORという価値観を教わった。生活の質ということらしく、ハンデのある人も健常者と同じクオリティの生活を送ることが「当たり前=ノーマライゼイション」だという。これを聞いて私は当初素晴らしいと思ったのだが、同時に間違えて…

究極のキャッシュレスシステム

世間はペイペイうるさい(大笑) 現金を持たずに済むっていうことでクレジットカードが世の中に現れてどれくらい経つのだろう。その後クレジットカードの便利さに慣れた我々の元に、締め支払いのいらないプリペイドカードが普及する。さらにカードという概念を…

現代日本における言論統制

二宮和也さんが結婚したといって会社を休む女性がめざましニュースで取り上げられていた。きっとそんな人が多いってことでフジテレビは「日本中に『激震』が走った」という表し方をした。 「激震」…。昭和天皇が病に倒れた最晩年、報道各社はもとよりTVCMに…

ビジュアル系という病

この世には数多くの音楽があるが、我が日本の音楽界にはビジュアル系という、摩訶不思議なジャンルがある。娘がこの世界の音楽が好きだといこともあり嫌でも耳にしてしまうのだが、彼らの良さについてはこれまで私はちゃんと聴いたことがないこともあり理解…

ド演歌という病

曲を制作される仕事や、さらにダイレクトに歌手の方々にとっては怒り心頭に発する話かもしれないけど、俗にド演歌というもののリズム、またメロディパターンはきっと何10年近く狭い枠から出ていないのではないだろうか。「男の◯◯」や「◯◯岬」みたいなタイ…

エンドロール

母に会うために千葉県の木更津まで行ってきた。前回と同じ病院併設の老人福祉施設だったが、前に訪れた時には、母は私がなぜそこにいるのかを理解できなかったものの、かろうじて自分の息子であることは認識できていたようだった。しかし今回はベッドに寝て…

自宅外での禁酒法成立希望

酒を飲まない。正確には外では酒を飲まない。酒の席は嫌いである。バブルの頃「飲みニケーション」などというおぞましい言葉が流行った時には、聞いただけで胃炎になりそうだったし「まぁまぁ、そんな仕事のことはもういいから、ほらまず一杯!」みたいなや…