孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

ブログ発信の媒体をまとめます

『はてなブログ』は、noteと並行して長らく日記のように書いてきたけど、この度noteに一本化しようと思う。 どちらも職場の方々や家族にもその存在を公表していないから(隠しているわけではないが、積極的には言っていない)、私の周りにいる人でさえほとん…

可愛そう(?)な野菜

冬瓜 大きさの割に冬瓜は安い。地方の道の駅なんかに並んでる冬瓜たちにつけられた値段を見ると、なんだかあんなに大きく育ったのに拍子抜けする程の安価がかわいそうだ。鶏そぼろのあんかけなんか、心まであったまる絶品でみんなが笑顔になる位美味しいのに…

回転寿司症候群

努力の価値がわからない若者たちは想像以上に多いことに唖然とする。どうして頑張んなきゃダメなの?という視点である。努力したら何があるのか、それには価値があるのか、得なのか。若い人ほど明確なベネフィットがなければ行動できないように感じる。 あく…

ネトウヨとパヨク

双方の応酬合戦(口喧嘩)をよく目にする。多くはネット上でだ。Twitterというおもちゃは以前なら若者の必須アイテムだったが、我が校の生徒たちを見ていると、今や思春期過ぎのガキしかおもちゃとしての機能は使っておらず、以前中心となっていた若者はそこか…

母と見た夕陽

小学校5年の1年間というもの、私は普通の小学生にはきっと経験できないような月日を送った。もちろんもっと衝撃的でドラマチックな人生の人もいるだろうけど、戦争も起きていない、独裁者もいない我が国においては、相当特殊な日々だったと思っている。 会…

病んでしまった職場の同僚に

『心と体』などという表現であたかもその2つを別々のもののように扱う場合も多いが、精神は肉体の一部でしかないと思っている。『心』といえば確かに目に見えない神秘の世界を想像してしまうのだが、『心』とは何かを考えるに、例えばインスリンが分泌され…

『もしあれやったら』狂騒曲

もしあれやったら・・・・ この言葉、関西人が本当に多用する大変なヘビロテワードである。1日に何回聞くだろう。いついかなる時のどのような場面でもこいつにカバーできない事情はないのではないかと思える位である。「もしあれやったら私やっとくで」、「…

ちょっとだけいいモノ

油断していたら間もなく還暦を迎える年齢になってしまった。あら?こりゃ残された人生の時間も本気で少なくなってきたのか?などと疑う必要はない。死んだ父や母の住まうところへ確実に近づいていることは他でもない、自分の体が教えてくれている。一つまた…

『子』の付く名前

学校みたいなところで最も怖いことの一つが『情報流出』である。以前のように生徒や保護者の名簿や電話番号などの扱いも、仕方ないことながらある意味本当に面倒クサくなった。しかし個別に情報を落とし込んだりその人数や傾向を知るためには名簿は不可欠で…

SF “ 生殖 ”

人類は繁栄したが、それは医療技術の向上があったからだ。昔なら治らなかった病気も医学の進歩で随分治るようになった。お涙頂戴映画やドラマの主役がかかってしまう不治の病も、現代においては同じ設定では違和感が生じる可能性が出てしまう。主役が白血病…

反対意見に対する反応

Aさんが同じ部署のBさんと、考え方の違いからぶつかってしまい、ちょっと険悪な雰囲気になっているとする。それぞれ信じるものを最善だと思っているので相手に譲りそうになく、落とし所が見えない状況である。 経験上こんな場合、AさんBさんが男性か女性かに…

了解と承知

授業のために、学校外でプロとして仕事をしておられる講師が多数来られる。色んな科目があってそれぞれの専門家がいらっしゃるのだが、その中に『マナー』という科目があり、俗にいうところのマナー講師数名に、生徒たちの授業を受け持っていただいている。…

ああ勘違い ➖日本語編➖

しばらく前に標題の『英語編』を書かせていただいたが、今日は日本語である。ネットを覗いたら簡単にこの手の屁理屈は探せるけど、あくまで本当に実生活において『へぇ、知らんかったわぁ!』と私自身が思ったものに限り並べてみた。 《姑息》 『その場しの…

できなかった精霊舟

20歳の頃に若造の私が、結婚というものが頭をかすめた人がいた。結婚することの意味は知らなかったが、とにかくこの人とするのかなぁ? みたいな淡い思いを抱いたのは本当だ。それほど若かった。彼女は可愛いくて、彼女の前では格好悪いところは見せたくな…

再生専用端末

全ての人は、自分の頭で考えるタイプと、指示に従うだけのタイプに分かれると思っている。当事者意識や主体性などという価値や考え方がビジネスにおいてよく取り沙汰されるが、仮にわずかな当事者意識はあったとしても、オロオロするだけで誰かが指示してく…

こんな男はやめた方がいいと思うぜ

ある種馬鹿馬鹿しくある種切ない生徒の恋愛事情を耳にすると、『あぁ、そりゃワルい奴に引っかかっちゃったね〜』と感じることが多い。若い娘さんは、一度誰かを好きになってしまったら、自分ではもうコントロールできなくなってしまったりするだけど、ちょ…

西瓜の棚落ち

スイカは懐かしい。冷蔵庫で冷やしたスイカをテーブルの上に置き、父が狙いをすまして菜切り包丁でザックと切る。大きくゴロリと2つに割れた赤い果実。ランニングを着た小学生の兄と私は目を輝かせて正座でそれを見守っている。やがて一人ずつが持てる大き…

礼装(女性)

友人として結婚式に招かれた女性は考える。何を着ていこうか? どんなかばんを持ち、どんな髪形をし、どんなメイクがいいのか?と。その結婚式には新婦の学生時代に仲の良かった3人が招待されたのだった。3人は全員、当日円卓で写真を撮ったり食事をする我…

『ファン』心理?

ARASHIの相葉雅紀さんと櫻井翔さんが結婚されるという。まずは日本の芸能会を引っ張ってこられたお2人だ。ああ、ここでご自身のご家庭を持たれ、人生の第二幕に入られたなぁと私も大変嬉しく、面識はないが(笑)心からお祝いを申し上げたい。しかし街でのイ…

組織の潤滑油

我が校では長い間教職員を募集し続けている。常に未充足状態といってもいい。我が校は生徒の退学も教職員の退社も少ない方だと自負しているが、とにかく人がいない。いないから募集するのだが絶望的に来ない。やっと来ても面接に受からない。一体これはどう…

heart of glass

『仲間意識が仲間外れを呼ぶ』とはよく言ったものだと思う。我が校の生徒たちを見ているとあまりにもコミュニケーション能力が無さすぎて笑ってしまうことがままある。多くの生徒は一人でいることができないのに、自分から働きかけてコミュニティに参加する…

礼装(男性)

日本人の意識の中では礼服を着る際、絶対的な価値や伝統的な基準に基づかない。『黒ければいいんじゃないの?』に近いように思う。日本人には『礼を尽くすために身なりを整える』という価値観が無いからだ。着物を着ていた頃には和礼装として国民全員が同じ…

ああ勘違い ➖英語編➖

長い間『こういう意味だと思い込んでいたもの』って誰にでもあるのだろうか? 私はそれが人より多いのかもしれない。なぜならちょっと考えただけで、その手のヤツがいくつも思い浮かび、➖◯◯編➖などというものが成り立ちそうであり、実際こうして英語編を書き…

クラシック大阪

子供の頃、年配の人が使う大阪弁は今とは違った。なにかもっと味があった気がする。記憶の端っこの方にあるそんな言葉を並べてみた。 《はしかい》すばしっこいの意味。もうしばらく聞いていない。あっそうか。私はもうサロンワークの美容師ではないし、大阪…

命のコピー

生けとし生けるものの運命は、必ずいつか死ぬことだ。こればかりは逃れようがない。己の命が尽きてしまうことは誰だって恐ろしい。自分の命はいつ尽きるとも構わない、私はこの人生に悔いはないのだとうそぶく人もいたりするが、あれは虚言だと思う。思うに…

女性ハ神聖ニシテ侵スヘカラス

我が国に降り立った天皇の祖先は、紛うことなき神そのものであった。 神話において有名な神々は数多くいらっしゃるが、神の子でありながら初めて人間界の王として生きた神武天皇は一際異彩を放つ。神武以来天皇家は2680年を万世一系の男系で紡いできた。…

眞子内親王とエストロゲン

年頃の娘さんを多数お預かりして指導するのが我々学校で働く者の仕事である。年頃だけに毎年色々ある。想像もつかないことも起きるし、想像もつかない判断をするもんだから、想像もつかない結果が生まれたりもする。警察、裁判所、弁護士、官公庁、学校(主に…

「なのに」と「くせに」

開催中のパラリンピックの話題が毎日ニュースを賑わしている。パラスポーツと呼ばれるものが広く大衆に認知され始めたのは今からどれくらい前だろう。少なくとも私が若い頃には組織だったものとしては無かったのではないか? 知らなかっただけかもしれないが…

しつけと虐待・教育と暴力

子供を教育するのは難しい。小さい時も、思春期も、若者時代も、それ以降も。親である限り。それぞれの時期にそれぞれに色々なことが気になって。親という生き物は子供のことで心配が尽きないものだ。だから我々学校のような、よその家の子供を預かる施設に…

コロナ 3

いやはやもう黙っていられない。 もはや狂乱の宴である。 コロナが大爆発する。 基礎疾患のない人も重症化する。 年寄りばかりか若い人まで感染する。 入院できずに自宅で行政から放置される、と。 ちょっと待ってくれ。 頭を冷やして、落ち着いて。 まずは…