孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

組織の潤滑油

我が校では長い間教職員を募集し続けている。常に未充足状態といってもいい。我が校は生徒の退学も教職員の退社も少ない方だと自負しているが、とにかく人がいない。いないから募集するのだが絶望的に来ない。やっと来ても面接に受からない。一体これはどう…

heart of glass

『仲間意識が仲間外れを呼ぶ』とはよく言ったものだと思う。我が校の生徒たちを見ているとあまりにもコミュニケーション能力が無さすぎて笑ってしまうことがままある。多くの生徒は一人でいることができないのに、自分から働きかけてコミュニティに参加する…

礼装(男性)

日本人の意識の中では礼服を着る際、絶対的な価値や伝統的な基準に基づかない。『黒ければいいんじゃないの?』に近いように思う。日本人には『礼を尽くすために身なりを整える』という価値観が無いからだ。着物を着ていた頃には和礼装として国民全員が同じ…

ああ勘違い ➖英語編➖

長い間『こういう意味だと思い込んでいたもの』って誰にでもあるのだろうか? 私はそれが人より多いのかもしれない。なぜならちょっと考えただけで、その手のヤツがいくつも思い浮かび、➖◯◯編➖などというものが成り立ちそうであり、実際こうして英語編を書き…

クラシック大阪

子供の頃、年配の人が使う大阪弁は今とは違った。なにかもっと味があった気がする。記憶の端っこの方にあるそんな言葉を並べてみた。 《はしかい》すばしっこいの意味。もうしばらく聞いていない。あっそうか。私はもうサロンワークの美容師ではないし、大阪…

命のコピー

生けとし生けるものの運命は、必ずいつか死ぬことだ。こればかりは逃れようがない。己の命が尽きてしまうことは誰だって恐ろしい。自分の命はいつ尽きるとも構わない、私はこの人生に悔いはないのだとうそぶく人もいたりするが、あれは虚言だと思う。思うに…

女性ハ神聖ニシテ侵スヘカラス

我が国に降り立った天皇の祖先は、紛うことなき神そのものであった。 神話において有名な神々は数多くいらっしゃるが、神の子でありながら初めて人間界の王として生きた神武天皇は一際異彩を放つ。神武以来天皇家は2680年を万世一系の男系で紡いできた。…

眞子内親王とエストロゲン

年頃の娘さんを多数お預かりして指導するのが我々学校で働く者の仕事である。年頃だけに毎年色々ある。想像もつかないことも起きるし、想像もつかない判断をするもんだから、想像もつかない結果が生まれたりもする。警察、裁判所、弁護士、官公庁、学校(主に…