孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「なのに」と「くせに」

開催中のパラリンピックの話題が毎日ニュースを賑わしている。パラスポーツと呼ばれるものが広く大衆に認知され始めたのは今からどれくらい前だろう。少なくとも私が若い頃には組織だったものとしては無かったのではないか? 知らなかっただけかもしれないが…

しつけと虐待・教育と暴力

子供を教育するのは難しい。小さい時も、思春期も、若者時代も、それ以降も。親である限り。それぞれの時期にそれぞれに色々なことが気になって。親という生き物は子供のことで心配が尽きないものだ。だから我々学校のような、よその家の子供を預かる施設に…

コロナ 3

いやはやもう黙っていられない。 もはや狂乱の宴である。 コロナが大爆発する。 基礎疾患のない人も重症化する。 年寄りばかりか若い人まで感染する。 入院できずに自宅で行政から放置される、と。 ちょっと待ってくれ。 頭を冷やして、落ち着いて。 まずは…

アイラブユー

『月がきれいですね』。夏目漱石は、英語教師をしていた時、生徒が『I love you』を「我、君を愛す」と訳した際、「日本人はそんな風には言わない」として「月がきれいですね、ぐらいにしなさい」と言ったらしい。まぁ真偽の程はわからないが、私の知る限り…

頭髪問題

ここ最近めっきり少なくなってきた気がする。いや他の誰でもない、私の頭の毛のことだ。おかしいなぁ、決してこんなはずではなかったのに。若い頃は毛量が多くまた硬く、扱いに困るような髪の持主だったはずが今ではどうだ。頭のてっぺん辺りは月日とともに…

拭いきれない偏見

喫煙者には拭いきれない偏見を持っている。普段タバコを吸ってる人を見ると、どうしても「この人はイマイチだろうな」と思ってしまうのである。私にとっては「こんな時代にタバコをやめられなかった、自己制御のできない人」と判断してしまうからだろうが、…

飲み会

飲み会は苦手だ。いや、そんな優しい表現じゃダメだな。嫌だ。嫌いだ。嫌悪する。 ⚫︎注ぎつ注がれつの感じが嫌だ⚫︎目下のものから目上の人への礼儀が嫌だ⚫︎「ここらで一曲」とか「一発芸行け〜!」とか「◯◯からの〜」みたいなノリが嫌だ⚫︎酔って普段と変わる…

T君の恋 2

私たちの活動範囲内に、夜はスナックで朝昼は喫茶店という店があって、よくたむろした。そこには奈緒美(仮名)さんという20代後半から30代前半位に見える雇われママがいた。私たちは皆、妙齢の奈緒美さんに大人の女性としての憧れを持っていたのだろう。…

火垂るの墓

8月になると昔なら『火垂るの墓』がTVで放送され、子供もふくめた家族で観たものだが、最近はあの手の直接的な作品より、精神的に弱かったりハンデがあったりして、生きにくい状況下にある主人公が友情や家族の優しさに触れ・・・みたいなアニメが主流であ…

コロナ 2

我が美容師の国家試験には実技と筆記があり、それぞれ2年生の卒業直前である2月と3月に行われる。希望を言わせてもらえるなら、それぞれ1年前倒しして、1年次末に受験させてくれれば嬉しいところだ。美容学校のカリキュラムというのは、厚労省管轄でか…

コロナ 1

国も府も政治家もキャスターもテレビもニュースも偉そうに口を揃えてコロナだから自粛しろという。感染予防をしましょう、マスクをしましょう、手を洗いましょう、消毒しましょう・・・。まぁそれはそうだろう。そこには文句は無い。しかし、出勤は◯%以下に…

ウ◯コ製造機

手足も動く、歩ける、話せる、努力もできるのに、誰かのために働けるかもしれないのに、あえてやらないという『選択』をするような生き方は、私は絶対イヤだ。 生きるということを考えてみる。大部分の人は自分の命を保つこと以外のことができる。多寡はあれ…

偏見ですか?

今やTVをはじめとするメディアはオリンピック一色である。命と引き換えにしてまでやるな!と言って開催に反対していた人(まだしてるみたいだけど)たちの理屈は、私には理解しにくいものだ。『命と引き換え』とはとんでもない論理だと思うが、彼らは交通事故…

『センセイ』?

人が人を教えるというのは、ちょっと考えれば崇高で重要なことだとわかりそうなものだが、「先生」と呼ばれることに責任感を感じていない教員は実際に存在する。 例をあげるなら、生活のために選んだ職業がたまたま教員だっただけの人。本人は働く意味を問わ…

オリンピックという政治活動

コリアンタウンと呼ばれる大阪市生野区の、とある通りにしばしば足を運ぶ。昔からここでしか買わないキムチの味を求めてだ。スーパーで売ってるパック詰めのキムチとは全く別物のそれは、中毒性が強いと思われ、多くの人は一度食べたら忘れられなくなってし…