孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

2018-01-01から1年間の記事一覧

ビールかけ一考

プロ野球で 毎年優勝チームが決まった直後にわざわざやる あの胴上げやビールかけとはいったい何なんだろう?めまいがする。悲しい。ハロウィーンのバカ騒ぎと同類のものなのだろうか。しかし野球はスポーツではないか。ただのアホが騒ぐ ハロウィーンと同じ…

子供たちへの願い

心に決めていることがある。 失礼で唐突、さらに私見ながら 妻は長生きできないだろう。先天的 また後天的、さらに精神にも障害を抱え、病との闘いの人生を終える直前のしばらくの間、妻が生きていくために必要なことは 全部俺が喜んでやる。そのためだけに…

バカにしつつも羨ましい話

息子が長らく少年サッカーをやっていた関係で、同年代のガキどもと触れ合うことが多かった。特に小学校最後の年はキャプテンに推挙されてしまったため、色んなところへも遠征試合に行ったりした。 その頃の私は仕事で多忙を極めていたことに加え、妻の精神疾…

繋いだ手を離すなよ

妻の人生は子供の頃から病とともにあった。ちょっと体を動かすと息が切れたり ひどい時には倒れてしまうというような子供時代を送っていた彼女が、左の鎖骨の上に心臓ペースメーカを入れたのはわずか15歳である。郷里の出雲から就職のために大阪に出てきたこ…

殺していい命、守らないといけない命

イギリス人にとっては水族館なんかでよくあるイルカショーなどというものはダメであるらしい。なんでもイルカたちの自由を奪う虐待なんだとか。 先ごろ神奈川県内であったセーリングW杯の大会開会式で、海外選手らにイルカのショーを披露したところ、不快だ…

なぜイケメンと美人は好かれるのか

さて 生物の最大の仕事は、自分の遺伝子を後に伝えることなのである。魚は魚なりに、鳥は鳥なりに、花は花なりに、そして人は人なりに。「種の保存」という神が定めた絶対性の前では、この世に生を受けた者は等しく 抗えない宿命の中に身を置くのである。 人…

勝ってるチームの 9回裏の攻撃

今回のサッカーワールドカップの日本代表はよく健闘したと思う。いやいや、こんな上から目線で彼らを評価するつもりはないのだけれど、何だか予選リーグ最終戦の後半ラスト10分間のパス回しに賛否の意見があるようなのでついでに私も一言申し上げたいと思う…

恋愛機会均等法(?)とBについて

街を歩いていると、手をつないだり、腕を組んだり、肩を抱いたりして、我が世の春を楽しんでいるように見えるカップルをしばしば見かける。一方また、そんな楽しいデートも終わりに近づき、終電間近の改札前で 涙ぐむ女の子の頭を撫でている男の姿に舌打ちを…

一番美味い刺身とは・・・Vol.2

和歌山の人々がこよなく敬愛し、特別な位置付けになっている魚がブダイだ。岩礁のゴツゴツしたところをユラユラ泳ぐ、なんともマヌケで、最もヤスで突きやすい魚の一つ。うちの郷里でこの魚が敬遠される最大の理由が「臭い」ことで、後から聞いた話では、コ…

一番美味い刺身とは・・・

日本人にとってのご馳走である、刺身の話をしよう。世の中には魚より肉、という人もいるだろうけど、やっぱり刺身が日本人にとっては古くからのハレの料理って気がする。ウチは親父が近海物をとる漁師だったから、ご馳走って聞いて思い浮かぶのは子供の頃か…

ポジティブな人、ポジティブな考え方

私は運命論者である。 我が身に何か良くないことがあった時でも「ああ、これでこの後に私の身に起こるであろう禍を先に消化できた」と考えるようにしてる。だから出かける時、玄関でつまづく、などということがあれば 即ち吉兆なのである。逆に小銭を拾った…