2020-01-01から1年間の記事一覧
コロナのせいで「オンライン◯◯」と称する、通信でのコミュニケーションが急に広まった。会議にパソコンで参加する、あの無機質な画面にも最近やっと慣れてきた気がする。しかしこう言っちゃ元も子もないが、ああやって画面で参加してもらっても「参画感」(と…
イブである。キリスト教徒でもないのにとか、宗教がどうのこうのはもういい。したり顔でのそんな主張は聞き飽きた。でもそれより「メリークリスマス」って言われて、ふざけずに「メリークリスマス」って返せる日本人はいるのだろうか? 昔子供からそのワード…
我が国に降り立った天皇の祖先は、紛うことなき神そのものである。神話において有名な神々は数多くいらっしゃるが、神の子でありながら初めて人間界の王として生きた神武天皇は一際異彩を放つ。以来天皇家は2680年を万世一系の男系で紡いできた。旧大日…
年の瀬である。なぜか慌ただしいくて座っていてもケツの辺りがソワソワしてなんだか落ち着かない。先日TVで今年の10大ニュースをやっていた。そんなこともあったなぁなどと感慨深く観ていた際、自分にとっての10大ニュースも考えてみようとして、すぐに…
このサイトで直前にアップしたのは、人を2種類に分ける話だったが、今回は男というものの特性や方向性を2つの系統に分けて分析してみたい。というのも女性は昔からこの辺りの話になると、きっと大いなる勘違いをしていると思うことが多いからでもある。女…
「人は2種類に分かれる」とは昔からよく言われる。色々な時代で色々な立場の人が色々な事柄について、人のあり方や生き方を2種類に2種類に分けてきた。最近ではローランドさんの「俺か、俺以外か」という、人間を2つのカテゴリーに分ける方法としては独特…
世に「コミュ障」なる、多分に差別的な言葉がある。本人自身が自虐的に使うことも多い言葉だ。しかし最近、リアルでの対人コミニュケーションが上手くできないやつらの多いこと多いこと。自分は嫌われていないか、出過ぎていないか、邪魔になっていないかと…
10歳の少年だった頃の話。ある夜母はパート先から家に帰ってこなかった。職場の男と私たちを残し逃げたのである。母はビルの清掃員で、世間の人が「掃除のおばちゃん」と呼ばれる仕事に就いていた。多くはさげすむ心から発した呼称に違いない。制服の作業…
今日はきっとブーイングが起きるでしょう。でもほんとにそう感じてるから言っちゃいますね。 『映え』のために、オシャレなカフェに行く人。『映え』のために夜景を見に行く人。『映え』のためにデザートを注文する人。 だからどうしたんですか?そんなに他…
日本語には感情の全く乗らない言葉が現存している。日本独特の価値観なのかどうかは知らないが、ほぼ意味のない言葉がほぼ無駄に使われるが、皆ほぼ違和感を感じていないことが面白くも怖くもある。 《政治編》極々政治的な言葉である「善処いたします」を斬…
授業という字は授けると書く。しかし生徒に何も授けていない教員は少なくない。己の生徒指導に理想を持っていない故、どのように育って欲しいとか、育てたいという熱量が無いのである。マニュアル通りに進める授業しかせず、型にはめ込んではみだした生徒に…
結局この世は相対評価で成り立っている。例えばある芸術作品を素晴らしいと思う気持ちは、痛い、嬉しい、面倒臭いとなんかと同じで数値化ができない。だからゴッホも、ロイヤルバレエ団も、ビートルズも、その価値はそれを求める人の数で決まる。素晴らしい…
昔、大阪から私の郷里である五島列島に行くのは、ひと仕事、またふた仕事であった。今なら飛行機や新幹線で九州まですぐだし、いずれの方法でも快適な旅路である。私が小学校の頃は、彼の地までの旅程において最も金がかかるのが飛行機、次がJRの寝台特急「…
嫌われたくないという意識が強すぎる人が多いと思う。でも経験上そんな人は好かれないし信用されない。だから成果をあげられない。なぜそうなるのか。答えは至極簡単だ。嫌われたくないというのは、他人のことより自分の立場を守りたいだけだからだ。相手を…
何かに長けていて、人からスゴイなぁ!という評価を得られる事柄がある。例えば英語が話せるとか、エクセルが得意だとか料理がプロ級だとか。努力の末その技能を身につけてしっかり実用に活かしている人は敬意に値する。または圧倒的に突き抜けていて人々を…
母の死期が近づいている、と木更津に住む兄から連絡があった。複数の臓器の機能が落ちており、今日明日ではないものの、そろそろ覚悟をしておいた方が良いと医師から言われたとのこと。ああ。彼女との思い出は悲しいものが多い。古い話になるが、私が小学校…
言葉は変わる。つい数十年前までは日常使っていた言葉もなんだか古臭くなり、私自身は美しい大和言葉だと思っている よしんば、あまつさえ、たゆたうなどという言葉も、もう古い文章の中でしか見つけられない。「ろうたけた」なんていう気品に満ちた評価を喜…
世に『コンビニ敬語』などという、半ば使う人をバカにした意味が込められた言葉があるが、ここで私は新たに『政治家ていねい語』というものの存在を提唱したい。政治家が国会答弁や会合でのあいさつ、またメディアにおけるインタビューなどで使う、独特の言…
混同してしまうものを集めてみました。 世の日本人は、みんなUSJとUFJを瞬時に判別できているのだろうか? 残念ながら私にはムリだ。なんでそんなにわかりにくい略称にしたんだ? 大阪人はUSJのことをユニバっていうから問題は銀行の方だけだけど。UFJ銀行な…
外国語でどういうのかは知らないけど、なんで日本でビジネスを目論む外国人は、その商品を使う日本人向けの発音にしないのか?日本人には売る気がないのか? 理解に苦しむ。日本人が呼びやすいように優しくしてよ!日本でたくさん売りたいんだろ⁉️ 現地の発…
性の指向においてこれまで人に言えず苦しんできた人たちに対する迫害の歴史は、最近ほんの僅かではあるが変わり始めているようにも思える。我が校にもそのことについて、自分では解決できないままの若者が毎年数名は入学してくる。ある生徒はその悩みを周囲…
韓国の作品で日本の小学校の教科書にも載っている「三年とうげ」という民話がある。内容はこんな感じだ。 ある所に三年峠とよばれる峠があり、そこで転ぶと3年しか生きられないという言い伝えがあった。あるおじいさんが隣の村に反物を売りに行った帰り、三…
腹が立った時 自分の考えが通らなかった時 上手くいかなかった時 酒を飲んだ時 運転している時 窮地に追い込まれた時 落ち込んだ時 自分がクライアントの時 公共の施設にいる時 誰かに迷惑をかけられた時 自分が誰かに迷惑をかけた時 誰かのせいで上手くいか…
カンパチのシーズンだ。以前にも触れたが、ブリとヒラマサ、そしてこのカンパチを一見して区別がつけられればかなりの魚通だと思う。慣れないと全部一緒に見える。五島列島に住んでいた子供の頃、オジジが手釣りで釣ってきたこれらを庭の流しでさばくのを見…
子供の頃、昆虫図鑑を見るのが好きだった。ファーブル昆虫記も随分読んだ。いい歳をしたジイさんが地面に腹這いになってルーペで小さな虫の生態を観察している挿絵が楽しかった。大人になった後検索してみた商品としての昆虫記は、なかなかのボリュームとそ…
空気を吐くように文句や誰かの悪口ばかり言ってる人がいる。きっと古今東西、老若男女のあらゆるコミュニティやチーム、組織において必ずいる。 悪口や陰口はその場にいない人についての「極々偏った個人の感想」または「聞きかじった不確実な噂」をその場に…
お釈迦様が唱えた人生における苦しみは、四苦と呼ばれる「生老病死」だ。「老病死」はまだ分かりやすいが、「生」が入っているあたり仏教的であり皮肉がキツい。さらに八苦となると「愛別離苦(あいべつりく)」➡︎愛する者と別離すること、「怨憎会苦(おんぞ…
「普通」ってなんなんだろう。「普通」という言葉を話の頭に付ける人はなんだか信用できない。「男やったら『普通』そんなことせんやろ?違う?」みたいな。この場合の「普通」には多数への同調が強制されている。多くの人がする判断こそ「普通」ということ…
面接官(以下 面):どうぞ! 応募者(以下 応) :失礼致します。 面:山田太郎さんですね。それではまず自己紹介からお願いします。 応:あーっと!これまでの常識を打ち破る質問が来ましたね! 面:え? いや、普通だと思いますが?(変なやつが来たぞ) 応:失…
日本にはお盆という文化がある。地域によっても随分風習が違ったりするが、これほど美しい伝統があろうか。日本人独特の優しさが発露した仏教のしきたりだと思う。お経や線香、おりんの音であの世に見送ったじいちゃんやばあちゃんがお盆に懐かしい家に久し…