孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

通販好きの応募者

面接官(以下 面):どうぞ!

応募者(以下 応) :失礼致します。

面:山田太郎さんですね。それではまず自己紹介からお願いします。

応:あーっと!これまでの常識を打ち破る質問が来ましたね!

面:え? いや、普通だと思いますが?(変なやつが来たぞ)

応:失礼しました。本日はこれまでになかった山田太郎のご紹介です!メーカー希望小売価格なんと22万5千円で売れに売れてる最新モデルなんですねー!

面:(お前は一般販売してんのかよ!こんなヤツ見たことないぞ!とりあえずマニュアル通りに質問を、、)どうして我が社に応募しようと思ったのですか?

応:ああそうなんだ、スティーブ。どうして俺がこの会社に入りたいのかだって?決まってるだろ、1日分の栄養が摂れるんだぜ!カレンにも教えたいくらいさ!

面:あなた何言ってるんですか?それに私はスティーブではありませんが?・・・まぁいいです。我が社にとって、あなたが入社するとどんな良いことことがありますか?

応:これは素晴らしい質問ですね!私を雇えばなんと一般応募者の1.2倍の売上を上げることが大学の研究でも明らかになってるんですねー!(パソコンを取り出しながら)体験者の声を聞いてみますか?

面:・・・あなた頭大丈夫ですか?

応:あ、いやいやそれ位私は実力があるってことで。

面:(本格的に危ないやつだ。面接終わらせよう)そうですか。それでは山田さんからの質問がなければこれで面接を終えたいと思いますが、いかがですか?

応:なんか早いですね。では私からの質問です。あなたは階段の上り下りでヒザに不安は無いですか?

面:・・・ないですね。(早く終わらせよう)他に無ければ終わりますよ!

応:それでは一件よろしいでしょうか。この面接の特典として、御社に入社が決まったあかつきには、私の母が毎日同伴出勤するという特典付きですが、母の給料はどうなりますか?

面:知るか!オカンいらんわ!!早よ帰ってください!!

応:そうですか仕方ないですね。本日は面接有難うございました。

面:(ああやっと帰りよるわ)

応:、、、ちょーっと待ってくださぁぁぁい!この面接終了後30分以内の内定の連絡で、私の初任給さらに5000円引き!ただし1企業1回限りとさせて戴きます。

面:とっとと帰れー!!!