孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

たわむれの川柳  ―夏―

 日本の夏は暑い。冬は逆に寒くない。最近は特にそう思う。

 

 思い出せば、子供の時分はこんなに暑くなかったし、冬も今よりずっと寒かった。そして人の体感温度も、同じ気温であれば昔の方が高いと感じていたように思う。だって気温が30度になる予報が出れば、「いやぁ、今日は暑くなるよ―!」なんてみんなで話していたもの。夏服への切り替えは6月だから、5月末までは冬服だなんて、その規定にみんなが従っていたら脱水症になって大変だよ。こんなことをきっちり強制させられたら死ぬよ、きっと。でもそれをみんながやってたんだから、やっぱり昔は気温が低かった。体感的には 今とは5度以上の差があるように思う。冬には池に氷が張ったし、朝学校に行くときには霜が降りたところをシャリシャリと踏んでたんだもんね。

 

 唐突だしなぁんの必然性もないのだけれど 戯れに作った川柳を紹介してみたい。あくまでシャレです。深い意味など全くない。底抜けの馬鹿馬鹿しさを見てくださいな(笑)

 

 

 

テーマ 《薄着》

『汗ばんだ 野郎が密着 寒気する』

 ―電車にて―


『同性の 視線が刺さる 薄着かな』

 ―女の敵は女


『本当は 隠したいのに 薄着かな』

   ―クソ~!なんでだぁ!?―


『あの女 ちょっと太った ほくそ笑む』

   ―クククククク―

 

『本当は 見られたくない このおなか』

   ―去年の秋からの蓄積ですから―

 

 

 

テーマ  《エアコン》

『2度上げる 心の傷は 癒えずとも』

   ―意味なし(笑)―


『もう一度 やり直せると 2度上げる』

 ―意味なし(笑)―

 

『正気かい? 28度に する規定』

   ―頭悪いんじゃないの?―

 

『炎天下 営業回り 室外機』

   ―あれはツラい―

 

『エアコンが ない時代には 戻れない』

   ―ホントどうしてたんだろう?―

 

 

 

テーマ  《クールビズ

クールビズ あなたとならば してみたい』

   ―意味なし(笑)―

 

クールビズ キメる茶屋町 昼下がり』

 ―意味なし(笑)―

 

『快適と失礼のはざまクールビズ

   ―ちょうどいい線が難しいのよ―

 

クールビズ これくらいでは まだ暑い』

   ―全部脱ぎたいくらいなのに―

 

『何がダメ? 何が正しい? クールビズ

   ―誰かキッチリ決めて!―

 

 

 

テーマ 《その他》



『汗ばんで 涙こらえた 午前2時』

   ―貧乏だった一人暮らしを思い出して―

 

『見て欲しい 薄着になった マーメイド』

   ―脱いだらスゴい女子って実在する―

 

『汗が出る ムダ毛出る出る 肉も出る』

   ―とにかく放り出すでぇ!―

 

『彼の部屋 映画はいいけど 足臭い』

   ―それがなきゃいい雰囲気なのに―

 

『ひと夏の 恋は終わった また独り』

   ―あ~あ―