孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

刹那のラブソング

 なんでそんなにすぐ盲目的に人を好きになるのにあっという間に別れるの?くっ付いたり別れたりを簡単に繰り返すんだったら、少なくとも自分が誰かを好きになるって時に「・・・でもすぐ別れるかも?」って考えないものかね?しかしそんな刹那的な恋愛を繰り返す一群によって恋愛産業は成り立っているんだろう。バレンタインやらクリスマスやら記念日やら誕生日やら。分不相応に高価な贈り物をあげて、またそれを期待して。そんなこと初めからしないか、安いものにすりゃいいのにね。どうせすぐ別れるんだからさ。その女の子は男と別れたら貰った物をメルカリで売るかも知れないんだぜ! そして逆にその男の子は女の子からプレゼントを貰いながら別の女の子にも色目を使っているかもよー。あーもったいない!

 学校などという若い世代の価値観が渦巻く環境に身を置いていると、ひっついて別れ、別れてひっついて、、、を短期間で繰り返すだけにとどまらず、複数の異性を相手としながらその相手もまた複数の異性とデキてしまうといったカオスな状況も目にし耳にする。お前らは昆虫か?と聞きたくなるような事例も少なくない。燃料問題が人類の切実なテーマになっている今日、瞬間的に燃え上がる彼らの熱量を発電に利用できないものだろうか(笑)? 別れた相手の欠点をあげつらったり、言い訳や自分を正当化する言葉をごちゃごちゃ言う前に、もっと尽くせたんじゃないか?と自問するべきじゃないんだろうか?

 多くの若者は他責的かつ反応的かつ受動的かつ自己防衛的であり、自分の立っている位置が実際より随分高い。