孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

相談

相談。なんと意味を持たない言葉であろう。私の知る限り相談されることが嫌いな人はいない。その理由は教えを乞われる状況においては、相談される自分は上から目線で応対できるからではないか。意味なく偉そうな姿勢を取ってしまう人は多い。しかし殆どの相談に意味はないと思う。極端にいえば時間の浪費であることも少なくない。

とかく女性は周囲の意見を聞きたがるが、殆どの場合は他人の意見を聞いても自分の考えが変わる訳じゃない(笑)  本当は自分の考えにただ同調してほしいだけなんだろうね。よって彼女たちは反対意見や意に沿わない答えを言ってくるヤツが嫌いだ(笑)  

例題。「なあなあ、これとこれやったらどっちがこないだ買ったベージュの靴に合うと思う?」(どうして女性はこんなにも生産性のない、また誰も気にしていないであろうことに気力を費すのだろうか)。頭の中では99.9%どっちでも良いのだけれど、「う〜ん、右手に持ってる方が良いんじゃない?」そう答える男。しかし仮にそれが彼女が着たかったものじゃなければ「そーお?こっちの方(左手に持ってる方)が涼しげで良さそうだけど?」って訊く前から着ていくのはもう決めてるんだよなぁ。・・・だったら初めから人に訊くなよってね(笑)  でも「じゃあ訊くな」なんでことをいうとそこは修羅場と化す(笑)

冗談はともかく、本当にやりたいことがあるのなら、周囲に相談してはいけない。これは真理だと思う。逆に「みんなに相談して決めよう」と思っているのなら、それは「やりたくない」ということであり、「止めて欲しい」ということなのだと思う。うまくいかなかった時に多少なりとも他人のせいにできる保険を作っておく行為はイヤらしい。ちなみに他人の意見によって自分の動きを決めることが日常となっている男は、いちいち女性に「何が食べたい?」「どこに行きたい?」「来週どうする?」と訊くのが好きだ。それを優しさだと思ってるからね(笑)  絶対自分からは「◯◯しよう!」とか「◯◯食おう!」と言わない。しかしそれは2人で行った所が今イチだった場合の保険に他ならない。だって自分が選んだんじゃないからね。食ったものが不味くても「俺が決めたんじゃない」。セコいね。イヤだ。