孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

男運

 私、男運悪いねん」、、、。とんだクズ男と別れ、傷ついた女性がその友達にポツリと呟く。見た目にはかわいそうで慰めてあげたくなる絵かもしれない。その女性は自分が好きになった男がたまたまカスだった、と思っている。でもそんなクズ男とくっ付いたのは運がなかったのか?それは偶然か?いやいやそれは違うぞ。偶然なんかじゃなく必然なのだよお嬢さん。男との出会いが運だと思っているところが、既に間違っているし救いようがないのさ。有り体にいうならば、あんたがレベルの低いアホだからクソ男が近付いてくるだけなんだ。類は友を呼ぶのである。運命の出会いなどといわれるが、私はその理屈には大反対だ。何となればそれは同類を引き寄せているだけだからである。どんな人のどんな出会いであっても、分相応でレベルに合った相手としかくっつかない。世のカップルを見てみよ。男前には美人が、一風変わった男性には一風変わった女性がそれぞれの度合いに合わせてくっついているではないか。それと同じくブ男にはブスが、またアホにはクソがその度合いに合わせてくっつくのは世の理だ。ややアホにはややクソが、ドアホにはドクソがお似合いなのである。

 クソ男に言い寄られないようにするには、自分がアホ女から脱却するしか方法はない。万一何かの間違いでクソ男に言い寄られたとしても、「こんな人とは付き合えない」と思えるならばその2人はカップルとして成立しない。