孤高の専門学校校長

感じるままに言いたい放題

時間

時間とは何だろう?

物事はすべて移ろい行くものであり

不変な存在などない。

私たちは皆時間のテーブルの上で弄ばれる

パラパラ漫画に過ぎないのかもしれない。

最後の頁が終わる時、鉄拳の名作みたいに

感動的なものであったなら嬉しいんだけど。

 

人には慣れるという驚異的な能力がある。

しかしその力も実は時間によるものだ。

悲しみは克服したのではなく、

その状況に慣れることで癒えたのだ。

カウンセラーはヒントをくれるかもしれない。

しかし解決してくれるのは時間である。

だから深い悲しみに包まれた時には、

じっと時が経つのを待つしかない。

 

時間は冷たく無慈悲だが、

これまでに時間には随分助けられた。

時間ほど優しいものはないのかもしれない。

若い時は時間の大切さなんて思いもしなかった。

神が私に与えられた時間も少なくなってきた。

残った時間は大切な人のために使いたい。